AstroArts Topics

ヘッドライン

厚い大気に覆われていた40億年前の火星

2017/09/11
火星隕石の化学分析データと理論計算の比較から、40億年前の火星は約0.5気圧以上の厚い大気に覆われていたことが示された。

銀河衝突で作る星の材料、衝撃波で作られる水素分子

2017/09/11
衝突し始めの銀河を空間的に分解して電波観測したところ、衝突前からあった水素原子をもとに星の材料となる水素分子が効率的に作られていることが示された。衝突で生じる衝撃波が銀河中に伝わって水素原子ガスを圧縮し水素分子ガスへと変換する役割を担っているようだ。

天文ソフト「ステラナビゲータ10」FAQ更新

2017/09/11
アップデータをインストールする際に起きることのある問題について対処を掲載しました。

2017年9月18日 細い月と金星が大接近

2017/09/11
9月18日の未明から明け方、東の低空で月齢27の細い月と金星が大接近して見える。近くにレグルスも見え、低いところには水星と火星も見える。

2017年9月中旬 水星と火星が大接近

2017/09/11
9月中旬ごろ、明け方の東の低空で水星と火星が大接近して見える。最接近は17日ごろ。

天の川銀河で中間質量ブラックホール候補の実体を初確認

2017/09/08
天の川銀河の中心に存在する特異分子雲の電波観測で、その近くにコンパクトな高密度分子雲と点状電波源が検出された。シミュレーション結果から点状電波源は約10万太陽質量のブラックホールと考えられ、「中間質量ブラックホール」候補の実体の初の確認例となった。

2017年9月12日 水星が西方最大離角

2017/09/08
9月12日、明け方の東の低空に見える水星が、太陽から最も離れて西方最大離角となる。近くには金星や火星、しし座のレグルスも見える。

小惑星探査機「オシリス・レックス」を観測しよう

2017/09/07
小惑星探査機「オシリス・レックス」は、9月23日の地球スイングバイに向けての軌道修正を8月23日に行いました。天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ10」用に、この最新の軌道に更新する10.0iアップデータを公開しています。地上からも見えると期待されている「オシリス・レックス」の観測にご活用ください。

太陽から2兆kmまで近付く星、グリーゼ710

2017/09/07
位置天文衛星「ガイア」の観測データを基に、30万個以上の星の500万年にわたる動きが調べられた。太陽系の「オールトの雲」にまで近付く天体は、彗星の軌道に影響を及ぼす可能性もある。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

11年ぶり、最強クラスの太陽フレアが発生

2017/09/07
日本時間9月6日、大規模な太陽フレアが2度にわたり発生した。とくに21時ごろのフレアは11年ぶりとなる最強クラスのフレアで、この現象に伴う太陽風の乱れが8日の夜ごろ地球に到来すると予測されている。

現代によみがえった600年前の新星

2017/09/06
約600年前に朝鮮で目撃され記録が残されている新星に対応する天体が、最新の研究で明らかにされた。

TRAPPIST-1の外側の惑星に水が存在しうる可能性

2017/09/06
赤色矮星「TRAPPIST-1」を巡る7つの惑星のうち、外側のほうにあるものには相当量の水が存在しうる可能性が、ハッブル宇宙望遠鏡による観測で示された。

投稿画像ギャラリー:黒点群とISS、日食など50枚

2017/09/06
黒点群、皆既日食、土星など。

遠方銀河に見つかった荒れ狂う大量の低温ガス

2017/09/05
アルマ望遠鏡による観測で、遠方の爆発的星形成銀河の周囲を取り巻く大量の冷たいガスが見つかった。猛烈な勢いの星形成がなぜ長続きするのかという謎を解明する手がかりを与えてくれる発見である。

1時間で15回も検出された高速電波バースト

2017/09/05
繰り返し検出されるものとしては唯一の存在である高速電波バースト源「FRG 121102」で、1時間で15回ものバーストが発生した。

46億光年彼方の銀河の磁場を調査

2017/09/04
重力レンズ効果を利用した観測により、約46億光年彼方の銀河の磁場が調べられた。銀河の進化において磁場が果たす役割を理解するための重要な情報が得られるかもしれない。

投稿画像ギャラリー:小惑星フローレンス、金星とプレセペ星団など72枚

2017/09/04
1日に地球と接近した小惑星フローレンス、金星とプレセペ星団の大接近、黒点、皆既日食、アサシン彗星など。

火星の衛星に火星のマントル物質

2017/09/01
火星の衛星「フォボス」と「ダイモス」が火星への巨大天体衝突によって形成されうること、両衛星を構成する物質の約半分が火星由来のマントル物質であることが、コンピューターシミュレーションによって示された。

プレアデス星団の星々の変光

2017/09/01
「ハロー測光」という新しい手法によって、これまでで最も詳細にプレアデス星団の星々の変光が観測された。