AstroArts Topics

リュウグウ

リュウグウは生まれながらにして乾いていたか

2021/01/07
小惑星リュウグウは表面も地下も同じくらい水分が乏しいことが、探査機「はやぶさ2」の観測から明らかにされた。リュウグウの母天体も乾燥していたことが示唆される。

「はやぶさ2」カプセルの残る2室も開封、1cm大の粒子を確認

2020/12/28
「はやぶさ2」カプセルのサンプル容器の開封作業が行われ、第2回着陸時のサンプルを納めた「C室」にも直径1cmに達する黒い粒子が多数入っていることが確認された。

大成功!「はやぶさ2」によるリュウグウのサンプルリターン

2020/12/15
「はやぶさ2」のカプセル内に、目視できるサイズの粒子を含むリュウグウからの試料が目標量以上に採取されていて、リュウグウに由来するガスも封入されていたことが確認された。

「はやぶさ2」のカプセルからリュウグウ由来のサンプルを確認

2020/12/14
12月6日に豪州に着陸した探査機「はやぶさ2」のカプセルに、小惑星リュウグウに由来するサンプルが収められていることが確認された。

「はやぶさ2」のカプセル、JAXAに到着

2020/12/11
12月6日に豪州に着陸した小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルは、8日にJAXA宇宙科学研究所へ到着した。今後、開封と分析に向けた準備が始まる。

「ただいま!」「はやぶさ2」カプセルが地球に帰還

2020/12/07
小惑星リュウグウの試料を収めた探査機「はやぶさ2」のカプセルが豪州に着地、無事に回収された。「はやぶさ2」を地球から離脱させる運用も完了した。

「はやぶさ2」大気圏再突入コースに軌道変更完了

2020/12/01
11月26日に行われた3回目の最終軌道修正で、「はやぶさ2」は地球大気圏に突入する軌道へと移った。

「はやぶさ2」第3回最終軌道修正へ、カプセル開封も準備完了

2020/11/24
「はやぶさ2」のカプセル回収に向けた最終的な軌道修正が2回完了した。11月26日に予定されている3回目の軌道修正によってカプセルを地球に着地させられる軌道に乗る見込みだ。

「はやぶさ2」カプセルの大気圏再突入を生配信

2020/10/23
12月6日に地球に帰還する「はやぶさ2」カプセルの映像がオーストラリアで撮影され、インターネットで生配信されることが発表された。

リュウグウとベンヌの明るい岩塊は起源の違いを物語る

2020/09/29
探査機「はやぶさ2」が訪れた小惑星リュウグウと「オシリス・レックス」が周回中の小惑星ベンヌは共に「がれきの寄せ集め」だが、そのがれきのもととなった母天体は別である可能性が出てきた。

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小惑星ベンヌの表面にベスタのかけら

2020/09/29
探査機「オシリス・レックス」が小惑星ベンヌで見つけた明るい岩塊は、かつて小惑星ベスタの一部だったかもしれない。

地球帰還後の「はやぶさ2」は2031年に小惑星1998 KY26へ

2020/09/15
12月6日に地球に帰還する「はやぶさ2」が、カプセル分離後に別の小惑星「1998 KY26」に向かうことが決まった。到着は2031年の予定だ。

「はやぶさ2」地球まで4000万km、カプセル着陸も許可

2020/09/10
「はやぶさ2」の地球帰還に向けたイオンエンジン運転がほぼ完了した。カプセルのオーストラリア着陸も正式に許可された。

リュウグウは炭素が多く黒い小惑星

2020/07/15
探査機「はやぶさ2」による観測から、小惑星リュウグウの反射率は低く、炭素を多く含むと考えられることがわかった。

「はやぶさ2」地球帰還は12月6日

2020/07/14
小惑星探査機「はやぶさ2」の地球帰還予定日が12月6日と発表された。

「はやぶさ2」の位置を精度よく推定する新手法

2020/07/14
小惑星リュウグウの地形を解析する上で、観測時の探査機「はやぶさ2」の位置が正確にわからなければいけない。これを従来より精密に推定する手法が開発された。

リュウグウは一様にスカスカでデコボコ

2020/07/03
「はやぶさ2」によるリュウグウ表面の温度データとモデル計算から、リュウグウの岩石は全球的にきわめてスカスカで凹凸が激しいことが裏付けられた。

リュウグウの6割は有機物かもしれない

2020/06/25
「はやぶさ2」が得たリュウグウの観測データに基づく計算から、リュウグウは60%以上が有機物で構成されているという結果が得られた。元は彗星の核だった可能性もある。

「はやぶさ2」地球帰還まであと3.8億km

2020/06/15
小惑星探査機「はやぶさ2」の第2次イオンエンジン運転で、地球帰還に必要な運転ノルマの約4割を達成したことが報告された。

リュウグウとベンヌは最初からコマの形だった

2020/06/09
探査機が訪れた2つの小惑星「リュウグウ」と「ベンヌ」は、1つの母天体が衝突で砕かれた破片から生まれた兄弟の可能性がある。最近の研究から、両者の形状が似通っているのは「生まれつき」であり、表面に見られる違いも単一の母天体からの形成で説明できることが示された。