AstroArts Topics

リュウグウ

「はやぶさ2」地球帰還へ向け最後のイオンエンジン運転開始

2020/05/18
「はやぶさ2」が地球帰還に向けて第2期のイオンエンジン運転を開始した。9月まで運転が行われ、11~12月に地球に帰還する予定だ。

「日焼け」からわかったリュウグウの歴史

2020/05/13
「はやぶさ2」の観測から、かつて小惑星リュウグウが今よりも太陽に近い軌道にあり、表面が赤くなる変質を受けていたことが明らかになった。

「はやぶさ2」による人工クレーター、リュウグウ表面の若さを示す

2020/03/26
小惑星リュウグウに「はやぶさ2」が作った人工クレーターを分析した研究が発表された。リュウグウの地表は岩が点在する砂のような状態で、表面の年代は1000万年程度と比較的若く見積もられることがわかった。

予想以上に隙間だらけのリュウグウ

2020/03/19
小惑星リュウグウは地表の岩塊も周辺土壌も多孔質で、隙間だらけの物質でできた天体であることが、探査機「はやぶさ2」の中間赤外線カメラによる観測から明らかにされた。

「はやぶさ2」、第1期イオンエンジン運転完了

2020/02/26
2月20日に開催された小惑星探査機「はやぶさ2」の記者発表会において、4台のイオンエンジンがすべて問題ないこと、第1期イオンエンジン運転が無事に完了したことが報告された。

リュウグウで7つの「世界初」を達成した「はやぶさ2」

2019/12/23
12月19日の記者説明会で、小惑星リュウグウでの探査機「はやぶさ2」の運用について総括が行われた。7つの「世界初」を達成するなど、大きな成果を挙げた「はやぶさ2」の活動を振り返る。

衝突クレーターの分布が示すリュウグウの歴史

2019/11/19
小惑星リュウグウの表面に見られる衝突クレーターの分布に、東側と西側で偏りがあることが示された。過去にリュウグウの自転が速かった時期が2回あったか長く続いた可能性を示唆している。

「はやぶさ2」がリュウグウを出発、地球帰還へ

2019/11/13
小惑星探査機「はやぶさ2」がリュウグウを離れ、地球に帰還する運用に移行した。地球到着は2020年末の予定だ。

「はやぶさ2」マーカーと「MINERVA-II2」がリュウグウの人工衛星に

2019/10/29
「はやぶさ2」チームがターゲットマーカー2個と最後の小型機「MINERVA-II2」を小惑星リュウグウの周りに周回させる実験に成功し、それぞれ「スプートニク」「エクスプローラー」「ウルラ」と命名された。

「はやぶさ2」最後の小型機「MINERVA-II2」を10月3日に分離へ

2019/10/01
「はやぶさ2」の小型機「MINERVA-II2」が10月3日に分離される。機体を小惑星リュウグウへ落下させ、その挙動を見る実験に使用される。

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「はやぶさ2」人工クレーターの愛称は「おむすびころりん」

2019/08/26
「はやぶさ2」が今年4月に生成した人工クレーターの愛称が「おむすびころりんクレーター」に決まった。また、ローバー「MINERVA-II2」の運用見通しや帰還カプセルの着陸予定地などについても発表された。

「はやぶさ2」第2回着陸地点は「うちでのこづち」

2019/07/29
「はやぶさ2」の第2回タッチダウンで撮影された新たな画像や動画が公開された。また着陸地点のニックネームは「うちでのこづち」と決まった。

リュウグウのようなC型小惑星の破片は壊れやすい

2019/07/22
「はやぶさ2」の小型着陸機「MASCOT」により、リュウグウの表面は小さい物質ではなく多孔質のもろい大きな岩で覆われていることが確かめられた。リュウグウのようなC型小惑星に由来する隕石の数が少ないのは、その壊れやすさが理由のようだ。

「100点満点で1000点」、「はやぶさ2」第2回着陸に成功

2019/07/12
日本時間11日午前、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへの2回目のタッチダウンに成功した。表面のサンプル採取にも成功したとみられる。

「はやぶさ2」2回目のタッチダウンに向け降下中

2019/07/10
小惑星探査機「はやぶさ2」は小惑星リュウグウへの2回目のタッチダウンへ向けて運用が進められている。着陸は最速で明日11日の午前10時過ぎになる予定だ。

小惑星リュウグウを「ステラドームプロ」と「ステラナビゲータ11」で3D表示

2019/07/01
日本プラネタリウム協議会(JPA)は、小惑星リュウグウの3Dモデルデータを各社のデジタルプラタリウムでの投影用に公開しました。アストロアーツでは、デジタルプラネタリウム「ステラドームプロ」での対応はもちろん、JPAのご厚意により天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ11」でも3Dシミュレーションができるアップデータを公開しました。

「はやぶさ2」第2回着陸を7月11日に決行

2019/06/26
「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウンが7月11日に行われることが決まった。場所は人工クレーターの北北西20mの地点だ。

「はやぶさ2」マーカーを次回着陸候補地に精密投下成功

2019/06/13
「はやぶさ2」は第2回着陸の目印となるターゲットマーカーを人工クレーター近くの着陸候補地に投下することに成功した。着陸は6月27日〜7月11日の間に行われる見通しだ。

「はやぶさ2」降下中止も「けがの功名」で画像撮影に成功

2019/05/27
5月16日の「はやぶさ2」降下観測はトラブルで中断されたが、上昇中に次回の着陸候補地すべての高解像度画像が得られていたことがわかった。

リュウグウの西半球の形状は高速回転で作られた

2019/05/16
リュウグウの形状が東西で完全な軸対称ではない理由について、過去にリュウグウが高速回転していたために地滑りや内部構造の変化が起こって西側が形成された可能性が、計算から示された。