AstroArts Topics

小惑星

観測史上初の恒星間天体か、小天体A/2017 U1

2017/10/30
最近発見された小天体「A/2017 U1」は、その軌道や運動から太陽系外に起源を持つと考えられており、観測史上初の恒星間天体かもしれないという。

2017年10月27日 イリスがおひつじ座で衝

2017/10/23
宵のころ東の空に見えているおひつじ座に位置する小惑星イリスが、10月27日に衝となる。明るさは約7等級で、双眼鏡や小型の天体望遠鏡で見つけられる。

連星の核を持つ彗星288P

2017/09/27
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、小惑星帯に位置する彗星288Pには核が2つあることがわかった。小惑星帯にある彗星で、連星として観測された初めての天体である。

おうし座流星群を出現させる流星体の支流を新発見

2017/06/09
おうし座流星群を出現させる新たな流星体の流れの存在が示された。その中には数十mから数百mサイズの天体も含まれている可能性がある。

小惑星イトカワの特殊な地形の謎、解明

2017/03/15
小惑星「イトカワ」の地形は滑らかな部分とごつごつした部分に極端に二分されている。小さな砂礫が大きな岩にぶつかると大きく跳ね返り、砂礫の多い場所では砂礫の中に沈み込んで「ふるい分け」が起こることが理由という説が発表された。

石垣島天文台で高校生が小惑星を発見

2016/08/31
8月上旬に沖縄県の石垣島天文台で開催された高校生の研究体験企画「美ら星研究体験隊」で、新たな小惑星が発見された。

探査機ドーン、主要ミッションを終了

2016/07/01
2007年に打ち上げられ小惑星ベスタと準惑星ケレスの周回探査を行ってきた探査機「ドーン」が、6月30日に主要ミッションを完了した。

微粒子表面に残る、40億年以上にわたる小惑星イトカワの歴史

2016/06/23
探査機「はやぶさ」が2010年6月に地球に持ち帰った、小惑星イトカワの微粒子の表面模様を分析したところ、微粒子表面に40億年以上昔から現在に至るまでの歴史が刻まれていることが明らかになった。

小惑星が運んできた月の水

2016/06/01
アポロ計画で月から地球に持ち帰られたサンプルの分析や探査機の観測で、月に水が存在していることが明らかになっているが、最新の研究によると、月の水の大部分は小惑星がもたらしたものだと考えられるという。

過去10年間で5例目、木星で天体衝突とみられる閃光現象

2016/04/04
巨大な惑星である木星には、頻繁に小惑星などが衝突している。先月、過去10年間で5例目となる、木星への天体衝突によるものとみられる閃光現象がアマチュア天文家によってとらえられた。衝突した天体は、直径5mから20mほどの小惑星と考えられている。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

地球の近くを通過する小惑星2013 TX68

2016/03/01
今月上旬、直径30m程度の小惑星が地球の近くを通過する。一時は大接近するかもしれないと騒がれたが、実際には500万kmも離れたところを通っていく見込みだ。

太陽系の未来か、白色矮星を取り巻く円盤状構造

2015/11/16
12年間にわたる観測で、死を迎えた星とかつてその星の周りにあった小天体との相互作用が初めて詳しく解明された。太陽系も遠い未来にはこのような運命をたどるのかもしれない。

探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星の名前は「リュウグウ」

2015/10/05
小惑星探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星の名称が「Ryugu」(リュウグウ)に決定した。

小惑星ベスタがくじら座で衝

2015/09/16
10月3日、小惑星ベスタがくじら座の方向で衝となる。明るさは約6等で、双眼鏡を使えば比較的簡単に見つかる。

「あかり」が見た、「はやぶさ2」が向かう小惑星1999 JU3

2015/09/03
探査機「はやぶさ2」が向かう小惑星1999 JU3を、赤外線天文衛星「あかり」でとらえていた画像が公開された。

「はやぶさ2」が向かう小惑星1999 JU3の名称案を募集 8月31日まで

2015/07/22
探査機「はやぶさ2」が向かう小惑星「(162173) 1999 JU3」の名称案の一般募集が始まった。JAXAのウェブサイトなどで8月31日まで応募を受け付ける。

「はやぶさ2」のターゲットをすばる望遠鏡が撮影

2015/06/08
小惑星探査機「はやぶさ2」が向かう小惑星 「(162173) 1999 JU3」の姿を、すばる望遠鏡が撮影した。

自転の様子もハッキリ アルマがとらえた小惑星ジュノー

2015/04/08
アルマ望遠鏡が小惑星ジュノーを高解像度で観測した。約3億km離れたジュノーの地表で60kmのサイズが見分けられるほどの高い解像度によってジュノーの自転がはっきりとらえられており、表面の性質の場所による違いも明らかになった。

ロシア隕石、母天体は不明のまま

2015/02/16
2013年2月にロシアに落下し大きな被害をもたらした隕石について、その由来として有力視されてきた小惑星が母天体である可能性は少ないことが、詳しい分析で明らかになった。