AstroArts Topics

ヘッドライン

リュウグウ試料から2万種の有機分子、固体有機物を検出

2023/02/27
小惑星リュウグウの試料から、新たに約2万種類の有機分子や黒い固体有機物が見つかった。生物由来のアミノ酸に特有の左右構造の偏りは検出されなかった。

リュウグウの始原的物質は太陽系で最初期にできたものかも

2023/02/27
小惑星リュウグウの試料に含まれる「コンドリュール」と「CAI」という始原的な物質の特徴が詳しく分析された。これらの物質は太陽系で最初期にできたものかもしれない。

H3打ち上げ中止の原因は主エンジン制御部の電力ダウン

2023/02/24
2月17日にH3ロケット1号機の打ち上げが自動中止となった原因が、主エンジン制御機器に電力を送る配線のスイッチが数秒間オフになったためであることがわかった。

櫻井さんと西村さん、いて座に新星を発見

2023/02/24
茨城県の櫻井幸夫さんと静岡県の西村栄男さんが2月19日、いて座に10等前後の新星を発見した。

中間質量ブラックホールの証拠?「おたまじゃくし」分子雲を発見

2023/02/22
天の川銀河の中心核近傍に孤立した「おたまじゃくし」形の分子雲が見つかった。その形状は太陽10万個分の質量のブラックホールによって作られた可能性がある。

初のハイブリッド開催!CP+の天文ファン的注目ポイント

2023/02/22
パシフィコ横浜で開催される「CP+」は、写真・映像関連の新製品や技術を紹介する「総合的カメラ映像ショー」。カメラメーカーだけでなく望遠鏡・双眼鏡メーカーも参加している。天文関連の講演会も開かれ、オンライン参加が可能なイベントもある。

滋賀県多賀町「小中学生による星空調査」第7回レポート

2023/02/22
7回目となる滋賀県多賀町での星空調査が2022年の夏休みに実施され、その結果が発表された。光害を含んだ大気環境の変化を明らかにしていくとともに、星空を使っての環境学習が進められている。

2023年3月上旬 金星と木星が大接近

2023/02/22
2023年2月下旬から3月上旬ごろ、夕方から宵の西の低空で、金星と木星が大接近する。最接近は3月2日ごろ。

2023年3月の星空ガイド

2023/02/21
主な現象/金星(夕方~宵)、火星(夕方~未明)、木星(夕方)/2日ごろ:金星と木星が大接近/24日:細い月と金星が大接近(沖縄などで金星食)/27日:ケレスが衝/28~29日:月と火星が大接近/31日ごろ:金星と天王星が大接近

2023年2月28日 月と火星が接近

2023/02/21
2023年2月28日の夕方から3月1日の未明、月と火星が接近する。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

南極隕石が明らかにした月の火山活動の変化

2023/02/20
南極で採取された月由来の隕石が、アポロなどが過去に回収したものとは異なるメカニズムで形成された玄武岩であることがわかった。月の火山活動の形態は多様だったことを示唆する結果だ。

こだわり天文書評『ガリレオ書簡集』『天体観測記録集』など9冊

連載・読み物
2023/02/20
金井三男さんによる『ガリレオ書簡集』『まだ見ぬ地球外生命』など3冊のレビューと、星ナビ2023年2月号「ほんナビ」の『天体観測記録集』『望遠鏡光学入門』など6冊のレビューを公開。

「ステラナビゲータ12」、3月15日発売!

2023/02/17
星空を再現する天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」がバージョンアップ。星雲・星団や系外惑星などの天体データの充実、プラネタリウムのような番組を簡単に制作できるエディタの搭載、最新の計算による天体位置精度の向上など、さらにパワーアップした最新版「ステラナビゲータ12」は3月15日発売予定です。

日本の新型ロケット「H3」、メインエンジン点火後に打ち上げ中止

2023/02/17
日本の新型ロケット「H3」の試験機1号機は2月17日に打ち上げられる予定だったが、メインエンジンの燃焼後に異常が検知されたため、打ち上げは中止された。

磁力線を巻き込み成長する赤ちゃん星

2023/02/16
生まれたばかりの原始星をサブミリ波で観測したデータから、磁場を巻き込みながら原始星が成長する様子が初めて詳細にとらえられた。

太陽系外縁天体クワーオアーに環を発見

2023/02/15
系外惑星観測衛星「ケオプス」と地上望遠鏡で太陽系外縁天体クワーオアーによる恒星食を観測したデータから、クワーオアーが環を持つことが明らかになった。

木星の衛星を新たに12個発見、計92個に

2023/02/15
すばる望遠鏡などを用いた観測から、木星の衛星が新たに12個発見された。木星の衛星の数はこれで計92個となり、土星の83個を上回って太陽系最多となった。

2023年2月22日 細い月と金星が接近

2023/02/15
2023年2月22日の夕方から宵、西の低空で細い月と金星が接近する。

ガンマ線観測でダークマター粒子の性質をしぼり込む新成果

2023/02/13
天の川銀河中心部から来るガンマ線を検出する大気チェレンコフ望遠鏡の長期観測によって、暗黒物質の性質に新たな制限を与える結果が得られた。

単独の白色矮星の質量を初めて測定

2023/02/10
白色矮星が遠くの星の手前を通過するときに起こる「重力マイクロレンズ現象」を利用して、連星でない白色矮星の質量が初めて直接測定された。