AstroArts Topics

ヘッドライン

銀河中心ブラックホール周囲のガスの内部構造を観測的に解明

2021/11/29
すばる望遠鏡による分光観測から、活動銀河核を取り囲むドーナツ状のガス構造の内部が動的であり、多様な温度を持つ複数の高密度分子雲によって構成されていることが示された。

天文現象が見て読んでわかる「アストロガイド 星空年鑑 2022」発売

2021/11/26
「アストロガイド 星空年鑑 2022」は一年の天文現象や星空の様子をオールカラーで紹介するムックです。双眼鏡・望遠鏡の選び方やスマホアプリの活用法を解説する特集で天体観察をサポートします。

JAXAが宇宙飛行士を新規募集

2021/11/26
JAXAが新たな宇宙飛行士の候補者を募集することを発表した。宇宙飛行士の活動の場が国際宇宙ステーションだけでなく、月周回軌道上や月面に拡がることも想定している。

2021年12月3日 細い月と火星が大接近/火星食

2021/11/26
12月3日の明け方、東南東の低空で細い月と火星が大接近する。8時20分ごろから9時40分ごろには、細い月が火星を隠す火星食が起こる。

塵粒から巨大ガス惑星まで、成長の道筋を解明

2021/11/25
誕生直後の太陽系で、0.1μmサイズの微粒子が集まって直径数万kmの巨大ガス惑星になるまでの過程を統一的に説明できるシミュレーションモデルが初めて開発された。

2021年12月の星空ガイド

2021/11/24
主な現象/金星、木星、土星(夕方~宵)/上旬~中旬の未明~明け方:レナード彗星が5等前後/3日明け方:細い月と火星が大接近/7日:細い月と金星が接近/9日:月と木星が接近/13~15日:ふたご座流星群が極大/28日ごろ:火星とアンタレスが接近

こだわり天文書評『宇宙の終わりに何が起こるのか』『銀河団』など7冊

連載・読み物
2021/11/22
金井三男さんによる『宇宙の終わりに何が起こるのか』『Dr. Nodaの宇宙料理店』など3冊のレビューと、星ナビ2021年11月号「ほんナビ」の『銀河団』『地球・惑星・生命』など4冊のレビューを公開。

124億年前の星形成銀河でフッ素を検出

2021/11/19
アルマ望遠鏡によって124億光年の距離にある星形成銀河で初めてフッ素が検出された。フッ素を生み出したのは年老いた超大質量星である可能性が高いという。

「GearBox」のWi-Fi周波数帯切り替えツールを無償公開

2021/11/19
天体撮影ソフトウェア「ステラショット2」用無線制御装置「GearBox」のWi-Fiを5GHz周波数帯に切り替えるツールを無償公開しました。画像の転送に時間がかかる場合、周波数帯を切り替えることでより高速にデータを取得できます。

移動する惑星が原始惑星系円盤にリングを作る可能性

2021/11/18
多くの原始惑星系円盤に見られるリング状構造は、円盤内で生まれた惑星によって作られると考えられてきたが、さらにその惑星の軌道が内側へと移動することで円盤を刻んでいる可能性が示された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2021年11月28日 ケレスがおうし座で衝

2021/11/18
11月28日、準惑星ケレスがおうし座で衝(太陽‐地球‐ケレスがまっすぐに並ぶ位置関係)となる。

レナード彗星、順調に増光中

2021/11/17
12月に肉眼等級まで明るくなると期待されているレナード彗星が順調に増光中だ。写真ではすでに美しい姿を見せている。

DVD付きムック「アストロガイド 星空年鑑 2022」予約受付開始

2021/11/16
2022年の天文現象や星空の様子を紹介したオールカラーのムック。番組17本やシミュレーションソフト収録のDVD付き。価格2,948円。予約特典付。

地球の大気・海水の量は小惑星の大量衝突で決まった

2021/11/15
地球に存在する炭素や水などの割合がC型小惑星と食い違っているという謎を解くモデルが提唱された。小惑星の大量衝突で大気が失われる効果が鍵になっているようだ。

九州初のMEGASTAR、九重青少年の家のプラネタリウムがグランドオープン

2021/11/15
11月13日、大分県「九重青少年の家」のプラネタリウムがグランドオープンした。大平技研のMEGASTAR-NEOと、アストロアーツのステラドームプロのハイブリッドシステムとなっている。

130億年前の銀河に水分子を発見

2021/11/12
約130億年前の宇宙に存在する銀河SPT0311-58から、一酸化炭素分子と水分子が放つ電波が検出された。宇宙で最初の星や銀河が誕生していた時期における、活発な星形成の証拠だ。

【特集】ふたご座流星群(2021年)

2021/11/12
見ごろは12月13~14日と14~15日の2夜。夜半過ぎまで月明かりの影響があり、流星数は1時間あたり20個ほどと予想されます。月から離れた方向を広く見渡すと見える確率が高くなります。寒さ対策を万全にして、安全やマナーに気をつけて、流れ星を待ってみましょう。

2021年11月21日 おうし座τ星の食

2021/11/12
11月21日の未明、月が4等星のおうし座τ星を隠す恒星食が起こる。

2021年11月19日 部分月食

2021/11/12
11月19日の夕方から宵、部分月食が起こる。東北地方南部より南では月出帯食となる。

銀河団中の銀河が星の材料を失うメカニズム

2021/11/11
おとめ座銀河団の観測から、銀河が超高温プラズマ内を高速で移動することで星の材料となるガスが引き剥がされ、星形成活動が抑制されることが判明した。