AstroArts Topics

ヘッドライン

2023年の主要なミラ型変光星の光度変化予測

2023/01/13
数か月以上の長い周期で明るさが大きく変わるミラ型変光星のうち主なものについて、2023年の光度変化の予測グラフを紹介しよう。しし座R、はくちょう座χなどが見やすそうだ。

巨大な「宇宙の網」が発するX線

2023/01/12
銀河団を網のように結ぶフィラメント構造に含まれる高温プラズマからの熱放射が、X線サーベイ観測の分析で検出された。宇宙の奥深くに隠された物質を探す手がかりになるかもしれない。

一人で40年、世界屈指の安定性を誇る太陽観測記録

2023/01/11
川口市立科学館の詫間等さんが40年間の観測で残した太陽黒点スケッチが、世界的に見ても安定したデータであり、過去や将来の太陽活動の理解に大きく寄与しうるものであることが示された。

1月16日にプラネタリウムライブ配信 「2022年&2023年の星空を語る!」

2023/01/11
アストロアーツYouTubeチャンネルでは、プラネタリウムライブ配信「2022年&2023年の星空を語る!」を1月16日(月)に開催。2023年に起こる見逃せない天文現象や、2022年の星空の思い出を紹介します。

星の周りで有機物に取り込まれる窒素と重水素

2023/01/10
若い大質量星の周りで、窒素が複雑な有機分子に取り込まれる過程の第一歩であるシアネートイオンが確認された。また、重水素が有機物に取り込まれる形で潜んでいることもわかった。

板垣さん、ろ座の銀河に超新星発見

2023/01/10
山形県の板垣公一さんが1月8日、ろ座の銀河に超新星2023crを発見した。板垣さんの超新星発見は通算171個目。

日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 4月20日金環皆既日食の月縁補正に対応

2023/01/10
日食シミュレーション・撮影制御ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素データを無償公開しました。2023年4月20日に西オーストラリアやインドネシアなどで見られる金環皆既日食を、月縁形状を補正して正確に再現します。

ほ座パルサー星雲のX線偏光は、かに星雲の2倍以上

2023/01/06
ほ座パルサー星雲のX線偏光を観測したところ、かに星雲と比べて偏光度が平均で2倍以上もあるなど、極限的な強さであることが明らかになった。

「はやぶさ2」拡張ミッション応援!目標の小惑星による恒星食を観測

2023/01/06
小惑星探査「はやぶさ2」の拡張ミッションが始まっています。その目標天体の一つ、小惑星2001 CC21による恒星食の観測キャンペーンを実施します。

成長をやめた銀河、銀河団内に偏って分布

2023/01/05
70億年前から現在までの銀河団を調べた結果、星形成が止まった銀河は特定方向にわずかながら多く分布していて、その方向は銀河団の中心銀河の向きとそろっていることが明らかになった。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

星ナビ2月号は「マニアが集う!八ヶ岳 星と自然のフェスタ」と「みんなで合作!天体写真」

2023/01/05
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2023年2月号は1月5日(木)発売です。晴天に恵まれた「八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ」は天文マニアが大集合。仲間で集まって同じ天体を撮影し一枚の作品にする「みんなで合作!天体写真」は楽しさ満載です。

肉眼彗星!流星群!アンタレス食!2023年おすすめ天文現象10選

2023/01/05
2023年は好条件の流星群やアンタレス食など、楽しみな天文現象が盛りだくさん!2023年に見られるおすすめ現象をピックアップしました。

板垣さん、ペガスス座の銀河に超新星発見、2022年の7個目

2023/01/05
山形県の板垣公一さんが12月31日、ペガスス座の銀河に超新星2022aeduを発見した。板垣さんの超新星発見は通算170個目。

【訃報】 天体写真家・天文著作家、藤井旭さん

2022/12/31
『星になったチロ』をはじめ多数の天文書を著し、天文交流イベントの先駆けとなった「星空への招待」を企画するなど、わたしたち天文ファンの偉大なる先達であった藤井旭さんが12月28日に逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。なお、葬儀は近親者のみで執り行われるとのことです。

2022年 天文宇宙ゆく年くる年

2022/12/28
皆既月食×天王星食やジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の鮮明な画像、天の川銀河の中心ブラックホール撮影、アルテミス1打ち上げなど、たくさんのニュースが注目された2022年を振り返り、2023年注目の天文現象も見てみよう。

ヒヤデス星団で褐色矮星の姿がとらえられた

2022/12/28
ヒヤデス星団に属する恒星を巡る褐色矮星が直接撮像で見つかった。この天体HIP 21152 Bは、質量が精密に求められた褐色矮星としては最も軽く、巨大ガス惑星に近い。

木星の気温変化は季節と無関係だが規則的

2022/12/27
40年以上にわたる木星の観測データから、大気の対流圏が決まったパターンで暖かくなったり寒くなったりしていることがわかった。変化は規則的だが、木星が太陽の周りを回る周期とは一致しない。

CALET、宇宙線のホウ素を高精度でとらえる

2022/12/27
国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に設置されている望遠鏡「CALET」が、宇宙線に含まれる高エネルギーのホウ素の流量を高精度で観測することに成功した。宇宙線が天の川銀河の中を伝播する距離や時間を知る手がかりとなる。

2023年1月4日 しぶんぎ座流星群が極大

2022/12/27
2023年1月4日、三大流星群の一つに数えられるしぶんぎ座流星群の活動が極大となる。1月4日の明け方が見ごろ。

2023年1月3日 月と火星が大接近

2022/12/27
2023年1月3日の夕方から4日の未明、月と火星が大接近する。