AstroArts Topics

ヘッドライン

太陽系の惑星を急成長させた前線

2022/04/12
太陽系の惑星は、太陽に近くて水が蒸発する内側と遠すぎて水が凍る外側の境界、「スノーライン」で急激に成長して形成された可能性がシミュレーションで示唆された。

135億光年の彼方、最遠方銀河の候補

2022/04/11
現在の最遠記録を持つ銀河より1億光年遠く、ビッグバンからわずか3億年後にあたる135億光年の距離に位置する銀河かもしれない天体が見つかった。

太陽系と異なるプロセスで形成中の惑星

2022/04/08
200万歳という若さの星に、まさに形成中の惑星が見つかった。「ボトムアップ」で作られた太陽系の惑星と違い、「トップダウン」で生まれたと考えられている。

2022年4月15日 おとめ座γ星ポリマの食

2022/04/08
4月15日の深夜から16日の未明、月が3等星のおとめ座γ星ポリマを隠す恒星食が起こる。

観測史上最遠、129億光年離れた単独の星からの光を検出

2022/04/07
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた重力レンズ天体の分析で、129億光年の距離にある恒星からの光が見つかった。単独の星としては、従来の90億光年を大きく上回る最遠観測記録だ。

4月下旬に極大、長周期変光星はくちょう座χ

2022/04/06
ミラ型変光星のはくちょう座χが4月末ごろの極大に向かって明るくなってきている。夜半過ぎの東天に昇ってくる白鳥の、長く伸びた首の部分に注目してみよう。

2022年4月13日 小惑星アフティによるぎょしゃ座θ星マハシムの食

2022/04/06
4月13日の夕方、小惑星アフティが3等星のぎょしゃ座θ星マハシムを隠す恒星食が起こり、九州の一部で見られる。これほど明るい星が小惑星に隠される現象は珍しく、観測できれば日本では31年ぶりとなる。

すばる望遠鏡、暗い低温度星の化学組成を明らかに

2022/04/05
すばる望遠鏡の近赤外線高分散分光器IRDによって、太陽よりも小型で低温のM型矮星13個について、従来観測が困難だった化学組成が明らかになった。

2022年4月12日 しし座η星の食

2022/04/05
4月12日の夕方から宵、月が3等星のしし座η星を隠す恒星食が起こる。

天の川銀河の腕と腕の間にも星の材料

2022/04/04
天の川銀河において、従来あまり観測されてこなかった腕と腕の隙間にも星の材料となるガスが存在することがわかり、腕内と同じ過程で星が形成されている証拠が見つかった。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

グランドオープン!コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA

2022/04/04
LEDドームでドリンク片手に新感覚の宇宙体験ができるプラネタリウムが、横浜のみなとみらい地区に登場した。

星ナビ5月号は「春の朝の惑星集合」と「15万円で電視観望」

2022/03/31
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2022年5月号は4月5日(火)発売です。早起きして見たい「春の惑星集合」の観望・撮影ガイド。「15万円で始める電視観望」はビギナーからマニアまで必見の特集です。

公式ブログ:軌道要素の可視化:動く説明図を作りました

連載・読み物
2022/03/31
小惑星や彗星の軌道を示す際によく登場する「軌道要素」ですが、どこのパラメータがどういう角度を指し示しているのかがわかりにくいものです。そこで「パラメータを変化させると動く説明図」を作ってみました。

天の川銀河の厚い円盤は130億年前から形成が始まった

2022/03/30
位置天文衛星「ガイア」の観測により、天の川銀河の厚い円盤が約130億年前から形成され始めたことが示された。これまでの予想より約20億年も早い。

再増光はあるか?さそり座の2等星ジュバに注目

2022/03/30
さそり座δ星ジュバの伴星が4月下旬に近星点を通過すると予想されている。過去の通過時にはジュバの増光が観測されており、今回も明るくなるかもしれない。

系外惑星が地球のような月を持てる条件

2022/03/29
地球には月という大きな衛星があり、生命にとって重要な役割を担っている。系外惑星の場合、惑星の質量が大きいとそのような衛星を持つことは難しくなるようだ。

2022年4月上旬 火星と土星が大接近

2022/03/29
3月下旬から4月中旬ごろ、未明から明け方の東南東の低空で、火星と土星が大接近する。最接近は4月5日ごろ。

小惑星リュウグウがかつて彗星だった可能性を指摘

2022/03/28
探査機「はやぶさ2」が訪れた小惑星リュウグウは、かつて水の氷を主成分とする彗星だったと仮定すれば、現在の特徴を説明できることが理論的研究から判明した。

「はやぶさ2」帰還時の軌道を音で決定

2022/03/25
「はやぶさ2」のカプセルの大気圏突入時に発生した衝撃波をとらえた超低周波音データから、カプセルがたどった軌道を決定する研究が成功した。

JWST、鏡が揃って試験観測の結果は上々

2022/03/25
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の主鏡を構成するミラーセグメント18枚の向きを調整する作業が終わり、期待どおりに光を集められるようになった。