AstroArts Topics

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すばる望遠鏡の星空ライブカメラ、さいだん座流星群を記録

2022/03/09
昨年10月に出現したさいだん座流星群の活動が、YouTubeで公開されているすばる望遠鏡の星空ライブカメラにとらえられていた。研究者と市民科学者とが協力して検証を行った成果だ。

2022年3月中旬 金星と火星が接近

2022/03/09
3月中旬から下旬ごろ、未明から明け方の東南東の低空で、金星と火星が接近する。最接近は3月16日ごろ。

ガスが集まって大質量星になるまでの過程

2022/03/08
大質量星形成領域W49Aの電波観測により、ガスの塊同士が衝突することで恒星への収縮が始まることがわかった。また、大質量星を取り巻く円盤の回転速度や質量の分布が詳細にとらえられた。

太陽コロナの特殊なイオンを実験室で生成

2022/03/07
太陽コロナの100万度という超高温環境で作られる特殊なイオンが地上の実験室で生成され、スペクトルが計測された。衛星による観測結果の分析に寄与すると期待されている。

中性子星合体が残したX線、爆発の衝撃波かブラックホールの誕生か

2022/03/07
連星中性子星の合体に伴う重力波検出「GW170817」では、数日後にX線源が観測された。広がる中性子星合体の破片から発生した衝撃波で加熱された物質からの放射「キロノバ残光」か、合体後にできたブラックホールへ落ちる物質からX線が放射されているためかもしれない。

129億年前の銀河から窒素と酸素を検出

2022/03/04
アルマ望遠鏡が、129億年前の銀河から窒素と酸素の存在を示す電波をとらえた。宇宙誕生から9億年の時点で、星の誕生と死のサイクルが繰り返されて重元素が作られていたようだ。

第4回天文遺産に金星太陽面通過観測地と太陽黒点スケッチ群

2022/03/04
日本天文学会は、第4回日本天文遺産として「明治7年金星太陽面通過観測地」と「小山ひさ子氏の太陽黒点スケッチ群」を認定した。

天体撮影をサポート「ステラショット2公式ガイドブック」発売!

2022/03/04
天体撮影ソフト「ステラショット2」の公式ガイドブックが発売されます。「ステラショットLite」にも対応し、機材選びから撮影までの全工程を解説します。

太陽表面の乱流運動を深層学習でとらえる

2022/03/03
太陽表面で対流するプラズマの速度を3次元的にとらえるうえで観測が難しい水平方向の運動を、深層学習によって観測可能な要素から補完する手法が開発された。

合体目前の超大質量ブラックホール連星

2022/03/02
90億年彼方の銀河の中心核に、2年周期でお互いの周りを回る超大質量ブラックホールの連星が存在する証拠が見つかった。両者の間隔は観測史上最も近く、1万年後に合体すると予想されている。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

公式ブログ:星の名前、決めちゃいました(6)

連載・読み物
2022/03/02
現在、IAUによって公式に認められている恒星の固有名の中には、南半球の人びとが名付けたものもあります。日本からは見えない位置にあるものばかりかと思いきや、意外と見えるところにあります。しかしこれらの固有名にも例によって色々な問題が潜んでいまして……

天体撮影ソフト「ステラショット」3月26日にサポート終了

2022/03/02
天体撮影ソフト「ステラショット」のサポート期間が2022年3月26日をもって終了となります。

いて座A*の本来の姿は丸かった

2022/03/01
天の川銀河の中心に位置する超大質量ブラックホール「いて座A*」の電波画像は星間ガスでぼやけてしまうが、これを補正するとほぼ円形であることがわかった。

星ナビ4月号は「CMOSカメラで宇宙を観る」と「野辺山宇宙電波観測所40年」

2022/03/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2022年4月号は3月3日(木)発売です。最近話題の「電視観望」の面白さって?今年で開所40年を迎える「野辺山宇宙電波観測所」のこれからにも迫ります。

天体画像処理ソフト「ステライメージ9」9.0eアップデータ公開 画像の読み込み/合成に関する不具合修正など

2022/03/01
天体画像処理ソフト「ステライメージ9」9.0eアップデータを無償公開しました。他社製の天体撮影ソフトで撮影した画像のベイヤー・RGB変換(自動)に対応。また、詳細編集モードの画像処理の安定性を向上しました。

2021年度日本天文学会各賞の受賞者発表 彗星発見の西村さんら

2022/03/01
日本天文学会から2021年度の日本天文学会各賞の受賞者が発表されている。

超高光度赤外線銀河の爆発的星形成は高密度なガスによるものか

2022/02/28
赤外線天文衛星「あかり」の観測で、爆発的な星形成を示す超高光度赤外線銀河からの水素スペクトル線に異常が見つかった。銀河内の水素ガス雲が極めて高密度であることを示している。

「はやぶさ2」が2026年フライバイの小惑星を地上から観測

2022/02/28
JAXA美星スペースガードセンターで実施された地上観測で、探査機「はやぶさ2」が2026年にフライバイする予定の小惑星2001 CC21の姿がとらえられた。

天の川銀河に未知の衝突の痕跡

2022/02/25
位置天文衛星「ガイア」の観測データから、80億~100億年前に天の川銀河へ衝突合体した銀河の痕跡が見つかった。これまでに判明した過去の銀河衝突は6例目となる。

塵のリングに隠された超大質量ブラックホール

2022/02/24
銀河M77の中心部は、超大質量ブラックホールが莫大なエネルギーを生む活動銀河核だ。ただ、活動銀河核としては大人しいほうだったのだが、どうやら厚い塵が光を遮っているらしい。