AstroArts Topics

ヘッドライン

星のゆりかごを揺さぶる赤ちゃん星の産声

2023/02/10
恒星が集団で生まれている現場で、先に誕生した星からの分子流が周囲の物質にぶつかる様子がとらえられた。衝突は新たな星形成を促進するかもしれないし、ゆりかごをかき乱してしまうかもしれない。

星景写真コンテスト実施中!TVアニメ『君は放課後インソムニア』4月放送開始

2023/02/09
『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の高校天文部マンガ『君は放課後インソムニア』。2023年4月からのTVアニメ放送開始が発表された。

2023年2月中旬 金星と海王星が大接近

2023/02/08
2023年2月中旬ごろ、夕方から宵の西の低空で、金星と海王星が大接近する。最接近は2月15日ごろ。

火星の砂嵐が大気を酸化させた可能性

2023/02/06
火星で砂嵐が発生すると、水に由来する水素ガスの流出が促進されることが知られていたが、水を構成するもう一つの要素である酸素は、逆に流出しにくくなる可能性が明らかになった。

AIで距離判定、天の川銀河のガス雲分布を描く

2023/02/03
星の材料となる星間分子ガス雲が約14万個同定され、天の川銀河の円盤内における分布が描き出された。ガス雲までの距離の判定をAIに委ねるというユニークな手法が用いられている。

ミラ型変光星カシオペヤ座Rが見ごろ

2023/02/03
ミラ型変光星のカシオペヤ座Rが急増光中だ。まもなく極大を迎えるとみられ、今回は明るい極大になると期待されている。

銀河群の超淡銀河から長く伸びる恒星ストリーム

2023/02/02
M81銀河群に属する、極端に星が少ない超淡銀河「F8D1」に、尻尾のように伸びる構造が見つかった。F8D1が昔、渦巻銀河M81に近づいて星をはぎ取られたことを示すものだ。

日食ソフト「エクリプスナビゲータ4.5」、3月上旬発売予定!

2023/02/02
日食シミュレーション・撮影制御ソフト「エクリプスナビゲータ」がバージョンアップ。「エクリプスナビゲータ4.5」を2023年3月上旬に発売予定です。ミラーレスカメラを中心に、デジタルカメラの新機種に対応します。

金星の大気は太陽風を阻む

2023/02/01
相次いで金星スイングバイした水星探査機「ベピコロンボ」と太陽探査機「ソーラーオービター」の観測により、金星へ吹き付ける太陽風が予想以上の高度で滞留していることがわかった。

2024年の暦要項発表、12月に土星食

2023/02/01
国立天文台から、来年2024年の「令和6(2024)年暦要項」が発表された。日本で見られる日食・月食はないが、12月8日に広範囲で土星食が見られる。伝統的七夕は8月10日、中秋の名月は9月17日。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

星ナビ3月号は「ベテルギウス大減光の謎」と「みんなで合作!天体写真 後編」

2023/02/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2023年3月号は2月3日(金)発売です。2019年に話題になった「ベテルギウス大減光」の理由とは。「合作天体写真」や「北海道プラネ巡り」など楽しい記事が満載です。

イトカワは衝撃を吸収する大きなクッション

2023/01/31
小惑星イトカワは一枚岩ではなくラブルパイル(がれきの寄せ集め)だが、誕生から少なくとも42億年になることがわかった。クッションのように衝撃をやわらげることで衝突に耐えてきたらしい。

磁場が支えていた大質量星への物質供給

2023/01/30
アルマ望遠鏡で大質量星の誕生現場を観測したところ、成長中の星にガスを供給するうえで磁場が重要な役割を果たしていることが示唆された。

2022年度日本天文学会各賞の受賞者発表 板垣さん、山本さんら

2023/01/30
日本天文学会から2022年度の日本天文学会各賞の受賞者が発表された。

銀河中心から外れた位置に見つかった巨大エネルギー源

2023/01/27
JWSTによる衝突合体中の銀河の観測結果から、銀河の赤外線エネルギーの70%を放射する巨大エネルギー源が、銀河中心から外れた場所にあることが判明した。

H-IIAロケット46号機打ち上げ成功、衛星を正常に分離

2023/01/27
日本の情報収集衛星「レーダ7号機」を搭載したH-IIAロケット46号機が、1月26日10時50分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは計画通りに飛行し、衛星は正常に分離された。

55億光年先の巨大構造「キングギドラ超銀河団」

2023/01/25
すばる望遠鏡による大規模探査から、大量のダークマターが密集し少なくとも19個の銀河団を含む巨大構造「キングギドラ超銀河団」が約55億光年の距離で見つかった。

リュウグウの炭酸塩は太陽系誕生の180万年後にできた

2023/01/25
小惑星リュウグウの試料の分析から、リュウグウの母天体は太陽系誕生のわずか約180万年後までには形成されていたという結果が発表された。

2023年2月 ズィーティーエフ彗星が5等前後

2023/01/25
2023年2月ごろ、ズィーティーエフ彗星(C/2022 E3)が5等前後で見えると予想されている。

2023年2月の星空ガイド

2023/01/25
主な現象/金星(夕方~宵)、火星(夕方~未明)、木星(夕方~宵)/上旬~中旬:ズィーティーエフ彗星が5~6等/22日:細い月と金星が接近/28~1日:月と火星が接近