本誌各号の編集後記を掲載。
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■2002年3月334万画素のデジカメを購入した。某量販店のアウトレットで、定価9万円ほどのものが半額以下になっていたので衝動買いしてしまったのだ。店員によれば「新機種が出たので在庫処分です。未使用・未開封です」というので、つい手を出してしまった。デザインが洗練され、よりコンパクトで高画質となった新機種の方を購入しようと思っていたのだが……価格につられてしまった格好である。 記録用のメモリカードを買おうと、別の階のデジカメ売場へ行ってみたら、同じ機種が1万円高く売られていて、ちょっと得した気分。メモリカードとワイヤードリモコンを購入し、何気なくカメラ売場へ立ち寄ったら、同じ機種がさらに1万円高い価格で売られているのを発見した。同じ店鋪の中でありながら、なんと3重価格になっていたのだ。その差は2万円、メモリカードとリモコンを買っても充分におつりがくる。こんなこともあるので購入の際には要チェック。めちゃくちゃ得した気分に浸りながら帰宅したのは言うまでもない。 帰宅後、星空を撮ってみたら原宿の明るい夜空にもかかわらず、数秒の露出で6等星まで写るのにはびっくり。 デジカメは、40万↓81万↓131万画素を経て今回が4台目だが、これまではせいぜいWEB用と割り切っていたし、「惑星や月面はともかく、星野は銀塩に限る」と思っていただけに認識を新たにした次第。1989年に富士写真フイルムが世界初のデジカメを発売してから13年、銀塩に迫る画質を達成したデジカメ。機能もさらに向上していくに違いない。今後は両者をうまく使い分けていこうと思う。また楽しみが1つ増えてしまった。
編集長 大熊正美
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