編集後記


本誌各号の編集後記を掲載。

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■2004年4月

 「誰かこのランクルに乗りませんか?」と、このコーナーで呼びかけたのは昨年の11月号だった。発売当初からクラシックなデザインの車歴20年にもなろうかというトヨタランドクルーザーBJ46は、取材先や天文関連イベントなどでも印象に残るらしく、編集後記で話題にしてから「ランクルの嫁ぎ先は決まりましたか?」「あの車が見られなくなるは寂しいですね」とのメールが私の所に何件も届いた。中には「(ディーゼル車規制地域外の人から)保管場所を提供しましょうか?」との嬉しい申し出もあったのだが、ついぞ「乗りたい」という人は現れずじまい。前オーナーの飯島カメラマンなどは、編集部に来るたび「(ランクル)売れた?」と気になって仕方ないようす。これはもう規制地域外の四駆屋さんに引き取ってもらうしかないかなと思い始めた12月半ば、「こんにちは星ナビで見たのですが、BJ46の行き先は決まったでしょうか?」とのメールが届いた。

 聞けば「星ナビ.com」の編集後記コーナーで知ったとのこと。こんな深い階層のページをよくも見つけたものだと聞いてみると、yahoo!で「BJ46」を検索すると件のページが上位でヒットしたのだそうだ。というわけで、ランクルの新オーナーとなったのは新潟県上越市の勝嶋さん。「いつかは(40系)ランクルに乗りたい」と思っていたそうで、近くの海岸や雪中街乗りに可愛がってくれそうだった。

(川口)

さよならランクル……

ランクルとのお別れに、新潟県まで納車ドライブ。
帰りの足にと飯島カメラマンも付き合ってくれた。

持ち主の変遷

右から飯島カメラマン、川口、新オーナーの勝嶋さん。
(40系)ランクルに乗るには、なぜか無精髭が必須のようだ。



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