編集後記


本誌各号の編集後記を掲載。

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■2004年8月

便利で楽しい最新ケータイの恐ろしさ

 長いことPHSで事足りていたので携帯電話には手を出さずにいたのだが……。PHSのバッテリの寿命が近づいて、充電してもすぐ電池切れを起こすようになってしまい、電池が切れるたびに機種変更しなきゃなあ、と思うようになってきて、そのうちケータイの新製品やカタログが気になり始め、パケット代もまあまあ安いということを知り、ついに新規契約してしまったのが2月末。最初は「話せりゃいいじゃん」と思っていたが……。

 ケータイのカメラが128万画素もあると、小さなデジカメを持ち歩くことがめっきり減った。時計の代わりにもなるので腕時計もしなくなった。主なニュースも読めるので、駅の売店で新聞を買うことも少なくなった。

 さらに天文のツールとしてもじわじわと使用率が上がってきて、KAGAYAさんの壁紙をダウンロードしたり、アクアマリンの日記を読んだり、JAXAのiアプリでISSの位置を見たりと、ヒマつぶしには事欠かない。天気予報のチェックはもっぱら待受画面だし、星を見るときもカメラを望遠鏡の接眼部に押し当ててみたり、ときには懐中電灯の代わりにも(これはみんなやってるでしょ?)。そのうちにケータイが望遠鏡のリモコンになったり、携帯版のステラナビーゲータが出たりして?

 と、しばらくは飽きないオモチャとして遊べそうだが、手放せなくなっている恐さも感じる。電源を切って星を見る時間も大切にしようと思う。

(編集後記もケータイで打つ大川)



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